もう一人で我慢しない!モラハラ攻撃から「身を守る」3つの方法
どんな環境のなかにも、「平気で他人を傷つける人」が存在するものです。そういう人は相手が傷つくことを何度も口にし、それでいて平然としていたりするもの。
どういうつもりなのかはともかくとしても、いわれた方はたまったものではありません。
そこで、モラルハラスメント(モラハラ)をする人の傾向を読み解き、その対処法を明らかにしたのが『平気で他人を傷つける人(片田珠美著、KADOKAWA)。
■モラハラとパワハラの違い
とはいえ、そもそもモラハラとはどのようなものなのでしょうか?この点を理解するためには、まず「パワハラ」との違いを確認してみましょう。
たとえば会社で、「お前はダメな人間だ!」「いつ辞めてもいいんだからな!」など罵声を投げかけるひどい上司がいたりします。
そのように、役職や人間関係などで優位に立つ人が弱い立場の人を攻撃し、精神的・身体的苦痛を与えるのがパワハラ。
一方のモラハラは、もっとさりげなく、わかりにくく攻撃を加えること。
巧みな言葉によって相手にじわじわと攻撃を加え、落ち込ませたり、感情を逆なでしたりするわけです。
しかし、そんなことが続けば、いわれた方は当然のことながら落ち込んでしまうことになります。