8割の人は自分の声が嫌い!けれども声ひとつで人生は変えられる
彼女がどのように自分の声を取り戻していったか、気になる方は、ぜひ本書をお読みください。
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声は、声帯だけでなく、骨も筋肉も、いわば生きるためのさまざまな身体機能を使って出すのだと言います。つまり、身体機能が少しでも欠けたり、精神的に緊張やストレスがかかったりするだけで影響を受けてしまう繊細なものなのだそうです。
それにしても、声がそれほどまでの力を持っているとは知りませんでした。
「声には本質が表れます」という山﨑さんに、本質とはなにかとお尋ねしたところ、「生き方」という明確なお答えが返ってきました。
声は生き様ということですね。
(文/Kinkiii)
【取材協力】
※山﨑広子・・・国立音楽大学を卒業後、複数の大学にて心理学および音声学を学ぶ。音楽ジャーナリスト・ライターとして取材・執筆をするとともに、音声が人間の心身に与える影響について、認知心理学をベースに研究。
学校教材の執筆も多く手がけ、NPO法人ミュージックソムリエ協会では音楽心理学の講師を務める。「音・人・心研究所」創設理事。日本音楽知覚認知学会所属。
【撮影】
※Setsu Inoue
【参考】
※山﨑広子(2015)『8割の人は自分の声が嫌い 心に届く声、伝わる声』KADOKAWA
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