3人に1人が心配する「実家の片付け」で親と揉めない7つの言葉
■5:「捨てるから!」→「これは十分働いてくれたと思うよ。もし今後必要になったら、新しいのを買ってあげる」
不要品があふれかえっていると、イライラして怒鳴ってしまいがち。けれど頭ごなしに「捨てる」といわれると、親の執着心はますます強まります。
「捨てる」「処分」「ゴミ」「いらない」「邪魔」「汚い」という言葉は、極力使わないようにしましょう。
実際に新しいのを買ってあげなくとも、言葉だけで親は安心するのです。
■6:「ボケないうちに、全部片付けてよ!」→「片付けが終わったら、ゆっくり温泉にでも行こうか」
親は老化を自覚しています。ボケという言葉に恐れや不安を抱かない親はいません。
そこを突かれると傷つき、素直になれなくなります。
温泉以外でも親の好きなことをあげて、ポジティブな未来をイメージさせてモチベーションをあげましょう。
■7:「昔はこんなにだらしない人じゃなかったのに……」→「私も年をとったってことね」
苛立ちや悲しみからつい口に出してしまいがちですが、責めてもかつての親には戻りません。老人扱いされると、親も自分を情けなく感じます。
親の姿は、未来の自分自身の姿です。