潜在能力を引き出したい?それなら目標を「数字」に置き換えよう
「お客様のための提案です」とオンリーワンの提案書をつくってこそ、相手に本気で向き合ってもらえるというわけです。
■数字を交えて具体的に示す
そしてそれは、ほしい人材を獲得する際についてもいえること。育成プランを作成する際に意識すべきは、目標をできるだけ具体的にし、なおかつ数字に落とし込むことだというのです。
たとえば著者の場合は提示する育成プランを、大学1~4年までの目標をA4用紙1枚にまとめるのだそうです。
5000メートル、1万メートル、ハーフマラソン、それぞれの目標をはじめ、「1年生で関東インカレの1500メートルに出場し、2年生で5000メートルに出場、3年でユニバーシアードに出場」など、その選手に実現してほしい道筋を、数字を交えながら具体的に示すということ。
■数字を道しるべにしよう!
またプランにはそうした目標だけでなく、「それまでにどのような課題を克服すべきか」を書き添え、「目標を実現するためには努力も必要だ」ということを伝えているのだともいいます。
そんな著者は、育成プランで大事なのは、組織、チームのビジョンをしっかり伝えながら、新入社員や新入部員が自分の成長を具体的にイメージできるようにすることだと主張しています。