5割が「ごめんなさい」を言えない!そんな自分から卒業する方法
たとえば恋人や家族にひどいことをいってしまったとき、職場でミスを犯したとき、すぐに「ごめんなさい」と伝えることができますか?
『マイナビウーマン』が行ったアンケートでは、彼氏と喧嘩をしたときに自分から素直に謝れない女性は約半数という結果が出ています。謝ることが苦手な人は少なくないのです。
しかし『感情の整理ができる人は、人生うまくいく』(SBクリエイティブ)の著者である枡野俊明さんは、謝ることは「一度過ちをリセットして、新たに次の行動に移るための重要なプロセス」と考えているそうです。
曹洞宗徳雄山建功寺住職・庭園デザイナーの枡野さんは、「禅の庭」の創作活動によって、国内外から高い評価を得ている人物。2006年にはニューズウィーク日本版で「世界が尊敬する日本人100人」に選出されています。
今回は、謝罪が苦手な人の解決策について、枡野さんに話を伺いました。謝らない自分、謝れない自分から、そろそろ卒業してみませんか?
■すぐに相手と顔を合わせて謝ることが大事
仕事でミスをしたとき、自分の非を認める前に、一生懸命言い訳を考えてしまう、責任逃れをしようと必死になる人がいます。
しかし、自分のミスをごまかすために小さな嘘を積み重ねれば、信用まで失うことになりかねません。