名刺の「数」は気にしない!将来の深いコネを得られる人の特徴
を開拓すればよいだけの話。
つまり、コネのある人を嫉妬するのではなく、「コネはつくれる」のだということに気づいて、それを手に入れることこそが大切だというわけです。
ところでコネ持ち父さんとコネなし父さんは、それぞれ「利益」についてどう考えるものなのでしょうか?
■目先の利益に惑わされてはダメ
たとえばダイエットをしているとき、将来のスリムな自分よりも、つい目先の甘いものを選んでしまうことがあります。
同じように「将来の利益よりも目先の利益を選ぶこと」を、行動経済学では「現在バイアス」と呼ぶのだそうです。
では、将来的にお金持ちになる人は、「将来10万円になるかもしれない1万円」と「目先の1万円」のどちらを選ぶのでしょうか?
当然のことながら、将来お金持ちになる人が選ぶのは「将来10万円になるかもしれない1万円」。目先のことに惑わされないわけです。
そして考え方は、「コネ」も「カネ」も同じ。つまり、コネなし父さんは現在バイアスに支配されるため「目先の浅いコネクション」を得ようとする。
しかしコネ持ち父さんは、現在バイアスに支配されることなく、「将来の深いコネクション」を得ようとするものだということです。