20分以上は効果がない!? 心肺蘇生はいつまで続けるべきなのか
■30分以上でも蘇生の可能性ある
アメリカのある病院では、病院に運び込まれて蘇生した11%のうち、90%が16分以内の蘇生措置を行われていたというデータもあります。この病院では24分間心肺蘇生を行って脈が戻った人もいました。
また、韓国で行われた調査でも、20分しか蘇生措置を行わなかった場合の生存率が2.1%だったのに対し、20分から30分行った場合は5.2%、さらに30分以上だと5.6%だったというデータが出ています。
心肺蘇生の効果はその人の状態やまわりの環境など、さまざまな要因が関係するので、はっきりと「何分以内なら効果がある」とはいえないようです。
とはいえ、もちろん早いに越したことはありません。もしまわりで急に倒れた人がいたら、まずは一刻も早く救急車を呼びましょう。
(文/スケルトンワークス)
【参考】
※Why We Should No Longer Terminate Resuscitations after 20 Minutes-JEMS
※平成27年版救急・救助の現状-総務省消防庁
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