なんと週4日で年収600万円!弁護士ぐらい割のいい仕事とは?
■時給5000円で非常に割がいい
同じく『日本の人事部』を見ると、一般的な目安としては「1羽あたり4~5円程度」で、いわゆる「完全歩合制」となっています。
1時間につき1,000羽鑑別するので、時給換算すると4,000~5,000円。
ビジネスサイト『R25』によれば、卵の孵化の状況によって労働日数や時間は変動するものの、1日8時間、週4日までというのが基本のようです。
年収にするとおよそ500~600万円。決して高給取りとはいえないものの、これは雇われ弁護士とほぼ同じ水準。週4日労働でこれだけの報酬がもらえるのなら、なかなか割のいい仕事なのではないでしょうか。
また、現在では国内での活躍の場が減っていき、海外へ進出する鑑別師も増えているといいます。
畜産技術協会では海外への鑑別師のあっせんもおこなっていて、同協会のホームページによると約70名の初生雛鑑別師がアメリカ・ヨーロッパなどで活躍しているのだとか。
ということは、がんばって資格を勝ち取れれば、海外移住のチャンスも巡ってくるわけですね。
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実は古い歴史のある初生雛鑑別師の資格ですが、その存在を知らなかった方もきっと多いはず。