くらし情報『日本のミスマッチ定義は異常!3年で3割が離職する説は嘘だらけ』

日本のミスマッチ定義は異常!3年で3割が離職する説は嘘だらけ

であり、大韓民国統計庁によると、大卒者が初めて入社した会社の平均勤続年数は2年未満、3年後の離職率は7割を超しています。

各国の調査結果は調査項目が統一されていないため比較が難しいですが、少なくとも日本のミスマッチとされている基準(3年3割説)が高いとはいえません。

各国の数値と比較しても高くないということは、日本のミスマッチの定義自体がそもそも間違っているということです。

ミスマッチは、過去から続いている市場の法則だということがわかります。ミスマッチがクローズアップされることが極めてナンセンスなのです。

■矛盾だらけの新卒採用は変わらない!

個人のキャリアを形成するのは、企業名ではありません。入社した企業に対して、それを期待しているとしたら大きな間違いです。

特に有名企業や大企業に入社した人にありがちなのが、根拠のない自信と優越感です。


有名企業や大企業に入社するためには、相応の努力と運が必要とされます。

しかし、人生の勝利者のごとく勘違いをしてしまう学生がいます。これは新卒採用の矛盾が引き起こした悲劇といわざるを得ません。

新卒採用という慣習が今後も継続する限り、ミスマッチという言葉がなくなることはないでしょう。

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