今2500の言語が消滅の危機!独特の意味を持つ言葉の魅力とは
現在、世界には約7,000もの言語が存在しているそうです。
なかには、説明すればなんとかニュアンスは伝わるけれど、それ以外の言葉では表せないような言葉もあるのでしょう。
創元社から今年4月に発行された『翻訳できない世界のことば』は、著者のエラ・フランシス・サンダースさんが世界から集めた52の「翻訳できない」言葉のコレクション。ユニークなイラストもエラさんによるもの。
この素敵な本について、著者のエラさんにお話をうかがうことができたので魅力をご紹介します。
■ほかの言葉に翻訳できない言葉の魅力とは
まず、どのようにして52の言葉たちを集めたのかをお聞きしたところ、「普遍的なおもしろさ」を基準にしたと教えていただきました。
「本で知ったり、人から聞いたり、インターネットなどでふと目にした言葉を集めてリストにしたんです。200種のなかから、普遍的なおもしろさがあるかどうかを考えて厳選しました。それから、言葉にあったイラストが描けるかどうかもポイントでしたね」
確かに、イラストがあるだけで言葉の意味の伝わりやすさが変わりますよね。それでは、これらの言葉のなかで特に「翻訳できない」