リーダー初でも成功するには?部下が求める3つの力を高めるべし
という行動規準を定めています。
「SCSE」は、Safety(安全)、Courtesy(礼儀正しさ)、Show(ショー)、Efficiency(効率)の頭文字を取ったもので、全キャストの行動基準であると同時に、その頭文字の並びが、優先順位を表しています。
リーダー自らが、「なにを優先順位にするか」の基準を徹底していれば、決断に迷うことはありません。
■3:「コミュニケーション力」:部下に腹を見せられるリーダーが慕われる
コミュニケーション力の高いリーダーは、部下との関係が良好です。
仕事人としても個人としても固い信頼関係を築けるので、指示を素直に受け入れてもらうことができ、業務がスムーズに進むのです。
初めてリーダーになる人が、コミュニケーション面においてまず心がけるべきは、ありのままの自分を部下に見せることです。
“リーダー”という肩書きを背負うと、つい「自分を大きく見せよう」と気負いがち。しかし、気負いや無理は周囲に伝わるものです。
「速いリーダーは背中を見せ、遅いリーダーは腹を見せる」
これは『仕事が「速いリーダー」と「遅いリーダー」の習慣』(明日香出版社)の著者、石川和男氏が著書内で述べている言葉です。