高学歴ワーキングプアは家に問題アリ?過保護が生んだ悲惨な実態
今、大学院を出ても就職できない人が増えています。実際、院卒でも非正規雇用のため、月収が5万円なんていう人もいるようです。
かなり衝撃的ですが、そうした彼ら彼女らは“高学歴ワーキングプア”と呼ばれ、社会問題にもなっています。
そこで、全国20代~30代の男女各50人に、「“高学歴ワーキングプア”に思い当たる人があなたの周囲に何人いますか?」というアンケートを実施。すると、0.11人いるということがわかりました。
高学歴ワーキングプアなどと命名までされているわりには、1人にも満たない数字でした。ちょっと意外な感じもします。
しかし、考えてみれば、多少なりとも存在するということ自体がやはり問題なのかもしれませんね。
アンケートのコメントも合わせ、高学歴ワーキングプアの実態をもう少し詳しくみていきましょう。
■高学歴ワーキングプアの親にも原因がある
今回のアンケートで、高学歴ワーキングプアに思い当たる人の数でいちばん多かったのは、2人でした。寄せられた回答から、どのような人が高学歴ワーキングプアになっているのかを具体的にご紹介しましょう。
「資格試験に落ちて、アルバイトしながら挑戦しているうちに、というケースです」