コピーライター直伝!本番で頭が真っ白にならない37の話し方
ことばで伝えるとき、頭が真っ白になってうまく話せない……。そう悩む人は、決して少なくないはずです。
そこでおすすめしたいのが、『本番でアタマが真っ白にならないための 人前であがらない37の話し方』(佐藤達郎著、ダイヤモンド社)。
著者はコピーライターですが、基本的には口ベタで寡黙、緊張しやすく、あがりがち。どう考えても営業職など無理なので、就職する際には“書けば話さなくてもなんとかなる”コピーライターになろうと思ったのだそうです。
でも当然ながら、コピーライターといえども会議などできちんと発言できることは基本中の基本。そこで工夫を重ね、話すスキルを上げることを考え、研究したのだといいます。
そのかいあって少しずつ話し上手へと変身し、仕事の成果にもつなげていけるようになったのだとか。
つまり本書では、そうして導き出した37のメソッドを紹介しているわけです。第2章「話し上手に生まれ変わる8つの心得」から、いくつかを引き出してみましょう。
◼︎「伝わらなくて当然」と考えることが大事!
ここで著者が訴えているのは、「予定どおりに行くのが異常」だという考え方。話そうとする際には完璧を目指しがちですが、「うまくいかなくて当然」