シンプルだけど効果的な「将来のお金に困らなくなる」3つの方法
『20代・30代で知っておきたい これからかかるお金で困らない本』(岡崎充輝著、日本実業出版社)は、住宅、生命保険、教育、自動車など、将来的に必要になってくるお金についての考え方・貯め方を紹介した書籍。
将来かかるであろうお金については、なかなかイメージしづらいもの。あるいは、わかってはいても、あえて直視したくないものではないかと思います。が、現実的にはそこをきちんと見きわめておかないと、あとあと面倒なことになるはず。
そこに、本書の意味があるわけです。第4章「『使途不明金』を減らす」から、いくつかの要点を拾ってみましょう。
◼1:使途不明金を探す
大切なのは、将来的にお金︎に困らないこと。そのために必要なのは、当然のことながら貯蓄。
といっても、「貯蓄するにしても、財源がない」という人はいるはず。
そこで、「埋蔵金の発掘方法」が重要な意味を持ってくるというわけです。「そんなものはない!」と思いがちですが、よほど神経質に細かく家計管理をしない限り、必ず「埋蔵金」、すなわち「使途不明金」はあるのだとか。
◼︎2:家計簿で使途不明金の額を把握する
使途不明金をゼロにするために重要な意味を持つのが、家計簿だそうです。