課題解決ゲーム「インバスケット」を行うと高められる10の能力
■5:洞察力
全体の流れや他の案件との関連性などを把握し、意思決定や明確な計画を形成する能力。
■6:計画組織力
部下や組織を有効に活用し、効率的・効果的に組織を運用する能力。
■7:当事者意識
自ら主体的に意思決定を行ない、自分またはチームになにが求められているのかを察知する意識
■8:ヒューマンスキル
コミュニケーション能力、感受性、コーチング能力などの対人関係能力。
■9:生産性
限られた時間のなかで、効率的に多くの案件を処理する能力。
■10:優先順位設定
業務の重要性を考慮して、処理すべき案件の順番を考える能力。
これらについて、各個人の正確なデータが割り出せるからこそ、部下の能力を知り、効果的に働いてもらうためのツールとして注目されているというわけです。
さらに本書では新たに、行動を点数化する「スコアリング」も取り入れられているため、インバスケットの効能をより活用することが可能。「結果を出す人」に共通する思考と行動プロセスをより的確に学べます。
具体例も数多く紹介されており、とてもわかりやすい内容。部下を持つ人は、きっと円滑なコミュニケーションのヒントがつかめるはずです。