通勤時間が20分以上の人は要注意!研究で様々な危険が明らかに
その結果、モントリオール大学のアニー・バラックは、通勤のストレス要因と、消耗されるエネルギーや苦しみに相関関係を発見。
同時に、それが通勤方法や住む場所によっても異なることもわかったのです。
例えば、大都市へ向かう人ほど、車での通勤はよりストレスフルなものになります。郊外や農村地帯へ車で通う人は、ストレスを感じてはいないでしょう。
むしろリラックスしてドライブしている可能性さえあります。車ではなくバスなら良いのかと言うと、混み具合によってはそうも言えません。
バスは電車に比べて、到着の時間が前後することが多くあります。もしそれで遅刻するようなことがあれば、それもストレスの要因になります。
大都市で車が使いにくい現状が打破されない限り、公共交通機関を利用する人がほとんどでしょう。その仕組みにメスが入らない限り、私たちの苦しみは減りません。
■ただし自転車通勤なら快適な時間に
自転車の場合は、都市の方が便利です。日本でも、自転車専用レーンが設けられていたり、自転車が快適に走れるようになってきています。一方で郊外は、特にこうした整備がされていない分、自動車と共有する通行スペースが多く、時に危険が伴うでしょう。