科学的根拠アリ!自分の誕生月だけでわかる「健康リスク」とは?
調査結果によると、病気のリスクがもっとも低いのは5月生まれの人。一方、もっとも高いのは10月生まれの人となりました。
■デンマークでも似たような研究結果が
病気と誕生月の関連性に気付いたのは、タトネッティ博士がこれ以前に行っていた、ADHD(注意欠陥・多動性障害)や喘息のリスクと生まれた季節との関連性の研究がきっかけ。
ただ、今回の研究でも、ADHDや喘息と生まれた月には高い関連性が見られました。
データによると、喘息にかかるリスクが一番高いのは、7~10月生まれ。また、ニューヨークで11月に生まれた人は、ADHDに対してもっとも高いリスクを示しました。
興味深いことに、デンマークの同様の研究でも同じような結果が出ています。デンマークで肺の病気にかかるリスクがもっとも高いのは、5~8月生まれ。
この季節は、ニューヨークの7~10月の日照量と似ている時期に当たるそうです。ADHDの場合、11月生まれの人がもっとも関連性が高く、ニューヨークと同様の結果になりました。さらに、誕生月と9種類の心臓病との関係も調べたところ、3月生まれは心房細動(不整脈)、うっ血性心不全、僧帽弁逆流症に対するリスクが一番高いことがわかりました。