一日がスムーズに気持ちよく進むようになる「3つのおまじない」
というキーワードが有効になるというわけ。
■一歩踏み出してみるだけでうまくいく
さて、「第一歩目を大事にする」と言葉に出したら、次は実際にからだを使って一歩を踏み出してみる段階だそうです。
たとえば朝、会社に出かけるとき、玄関のドアを開けて外に出る第一歩目。きょう会った初めての同僚に「おはよう」と声をかける第一歩目。パソコンを立ち上げたとき、初めてキーに触れる第一歩目などなど。
すると、それらすべての行動が、新鮮な気持ちで、ていねいに、力を込めてできるようになっていくのだと著者。
そして、そこから続く一日が、“大変な壁”にさえぎられることなく、スムーズに気持ちよく進んでいくのだそうです。
本書には、たったそれだけのことで仕事のクオリティも上がると書かれていますが、たしかにそういう基本的なことが大切なのかもしれません。
他にも、ちょっとしたことにより、“潜在意識で惹かれ合う状態”をつくり出すためのシンプルなアイデアが詰まっています。アクションを起こすことによって潜在意識を反応させるという考え方が根底にあるだけあり、その術を説明したイラストも豊富です。リラックスして読めるので、ぜひ手にとってみてください。