開始は100年前!父の日が「毎年6月第3週にある」意外な由来
これが世界初の『父の日』の発祥です。この式典を行ったのは、1910年の6月19日。つまり第3日曜日。これが『父の日』は6月の第3日曜の由来です。
もしドッドさんのお父さんが別の月生まれだったら、6月でなかったでしょう。さらに礼拝を行ったのが6月19日でなくて、別の日曜日の6月5日や6月12日、6月26日だったら、やはりずれていたでしょう。
これが、『父の日』が第3週になっている真相です。
■アメリカでは『父の日』が祝日!
トッドさん1人で始めた『父の日』運動は、やがて少しずつですがアメリカに広がり始め、最初の礼拝から63年たった1972年についに国民の祝日にまでなります。
日本では『父の日』はイベントの一つという感じですが、アメリカでは祝日です。日本には、アメリカの6月の第3日曜日は『父の日』という風習がイベントのように入ってきて、そのまま定着しています。
母の日がカーネーションに対し、父の日はバラですが、これもトッドさんが最初に父の墓前にそえた花がバラだったことに由来します。ちなみに台湾では独自に『父の日』があります。それは8月8日。由来は発音“パパ(八八)”から来ています。