くらし情報『人生を秒で換算してわかった「長いようで意外と短い残りの時間」』

2015年6月27日 20:20

人生を秒で換算してわかった「長いようで意外と短い残りの時間」

食べものを取る暇も、その必要もないので、成虫には口がありません。1日程度の寿命のなかで、ただ交尾して産卵するだけ。

幼虫時代を入れると半年程度の寿命があるので、全人生(?)で考えると特に短いわけではないのですが。

■1,500年も生きている海綿が

逆に長い方を見てみると、寿司ネタでも有名なムラサキウニの寿命は200年以上。

黒ハマグリの異名を持つ2枚貝のアイスランド貝も寿命が長く、2007年には少なくとも400年以上生きていた個体が見つかっています。

また、南極の海綿動物のなかには、1,500年ほど生きた個体がいました。いまから1,500年前といえば、大化の改新や、聖徳太子が生きていた時代より前。人とくらべると、とんでもなく長生きですよね。


こうして考えてみると、海のなかの生物が長寿だということがわかります。

あのユラユラと揺れているイソギンチャクでさえ、寿命は私たち人間と同じ70~100年ですから、海にはなにか、長寿の秘密があるのかもしれません。(文/シール坊)

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