昼食後の2時間は無理に集中しなくてOK?効果的な時間の整え方
『一流の人をつくる 整える習慣』(小林弘幸著、KADOKAWA)の著者は、日本体育協会公認スポーツドクターでもある順天堂大学医学部教授。
数多くのプロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのコンディショニング、パフォーマンス向上指導に関わっている自律神経研究の第一人者です。
つまり本書では、自律神経を意識することによって自分を「絶好調」な状態にするためのルールが紹介されているわけです。
第2章「一日ごとの体の変化を意識する——時間の整え方」から、気になる時間の使い方をチェックしてみましょう。
■午前中の“勝負の時間”を無駄にしない!
コンディションを整えるだけではなく、コンディションに合わせた時間の使い方をすることも非常に大切。
しかも人間には「集中力が高まる時間」「ものを考えるのに適した時間」があるといいます。それは午前中。
9時から10時くらいの出社直後から昼食までの時間が、もっとも集中力が高く、創造的な作業をするのに最適だということです。
だとすれば、そんな大切な時間をメールチェックや重要度の低い会議、ミーティングなどに費やすのはもったいない。
仕事の質を高めて効率を上げたいのなら、「からだの状態」