昼食後の2時間は無理に集中しなくてOK?効果的な時間の整え方
と「仕事内容」のマッチングを見なおすべきだと著者はいいます。
そのためには、「なにをするか」を前日に考えておき、実際に「勝負の時間」がはじまったら、すぐに作業を開始できる状態にしておくことが大切。
■昼食後の2時間は捨ててかまわない?
「勝負の時間」とは逆に、昼食後の2時間は仕事がはかどらない時間帯。そもそも食べたものを消化するための時間なので、からだはその作業に集中しようとするわけです。
ということは、からだの構造に逆らって効率や集中力を引き出そうとしても、かえってストレスを増やすことになるだけ。
だからこの時間帯は、スパッと「あきらめる」ことが大切。だとすれば、あまり頭を使わないルーティンワークをここで行なえばいいわけです。
しかし、それでもこの時間をうまく利用したいなら、人と会うのも一案。
人と会って話していると、交感神経が高まり、からだに活動のスイッチが入るからです。
■“終了間際”の集中力をうまく利用しよう
「もうすぐ終わる」という状況になると、人間はさらにもう一段ギアが上がり、集中力が高まるもの。
そこで、「終了間際の集中力」を仕事に活用するのはとても効果的。
終業時刻の1時間前になったら、「あと1時間で、これだけの仕事をしよう」