書評家が経験から教える「読ませる文章」に必要な4つのポイント
好きな書き手の真似をする
まずは、読むことをライフスタイル化し、次に読み手の顔をイメージし、自己満足に陥らないように注意しながら書く。ただし、その際には、好きな書き手(作家でもライターでも)の文体を真似る、ということ。
そうすればやがて、真似は「オリジナリティー」へと変化していくわけです。
■「読ませる」文章に必要なもの2:文法
文法の重要性はいわずもがなですが、とりあえず押さえるべきポイントは2つです。
まずは「てにをは」。「重み“で”つぶれる」「扉“に”触れる」「時間“を”くり上げる」「弱点“は”隠しておきたい」などの“”にあたる助詞。
ここを意識するだけで、文章は引き締まります。
そしてもうひとつが、「テンとマル」。
どこに、いくつ「、」を打つか?文章をいつ「。」で終わらせるか?この2点が、文章にとって重要なのです。
■「読ませる」文章に必要なもの3:リズム
そして、「テンとマル」をうまく使うと、そこにはリズム感が生まれます。このリズム感は、スラスラと文章を読ませるための重要なファクター。
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