興味ない商品も100%買わせられる「リピート誘導話法」とは?
をご紹介しましょう。
■困ったときの「リピート誘導話法」とは?
急いで売り込みをかけようとするセールスマンがいますが、著者はそういう手法は絶対にやめた方がいいと断言しています。
とはいってもいつまでも相手の返事を待つわけにもいきません。
だからこそ、そんなときは「リピート誘導話法」を使うといいのだそうです。
リピートとは、いうまでもなく「繰り返す」という意味ですが、それはどんな話法なのでしょうか?
アメリカのケント州立大学で行われた実験で、ある映像を見せたあと、「歪んだ情報」を被験者に与えたそうです。
映像に映っていたのは素手の人物だったにもかかわらず、「手袋をはめた人物は……」「指紋を隠すために手袋をしていた……」と、事実(映像)とは違う印象を与えたということ。
その結果、歪んだ情報を1回だけ与えられた被験者よりも、3回繰り返された被験者の方が、6倍以上も「映像の人物は手袋をはめていた」という間違った記憶に支配されてしまったのだといいます。つまり、これがリピート誘導話法。
■セールストークに活かせば効果抜群
そしてこのリピート誘導話法をセールストークに活かせば、相手がその気になる確率が非常に高くなるといいます。