去年より患者が10万人も増加!日本の死因1位「がん」最新治療
とかねてから言われており、患者にとっては歯がゆい状況です。
■欧米と日本の一般的ながん治療の違い
現在、欧米では“放射線治療”がファーストステップと言われている中で、日本での治療は手術、抗がん剤治療がまだまだポピュラー。
一言でがんと言っても、できる部位は異なり、欧米では、皮膚がん、肺がん、前立腺がん、乳がんが多く、日本は胃がんがトップです。
そのため、放射線治療よりも手術をする方が早いとされてきたことが、放射線治療を第一に考えなかったのも原因のひとつと考えられます。
手術は痛みもあり、傷跡も残り、見た目にもよくありません。抗がん剤は、髪の毛が抜けたり、副作用があったり、全身への負担が大変大きく、なるべく使いたくないと思われる方がほとんどでしょう。
しかし最近では、食生活の欧米化、生活スタイルの変化により、胃がん以外のがんにかかる人が増え、あらゆるがん治療が検討されるようになり、放射線治療への関心が高まり導入も進んできています。
■放射線治療と従来の治療の大きな違い
それでは、この放射線治療は、手術や抗がん剤と比べてどんなメリットあるのでしょうか?簡単にまとめると以下の通り。