くらし情報『「子どもと一緒の時間が少なくても大丈夫!」最新研究で明らかに』

「子どもと一緒の時間が少なくても大丈夫!」最新研究で明らかに

仕事を持ちながら子どもと向き合うとなると、ママの負担は小さくはありません。それでもママたちを突き動かすのは、子どもは母親と一緒に過ごす時間が多いほどよい、という“常識”です。

近ごろアメリカで行われた調査では、「母親が外で働くことは子どもたちにとって有害である」と答えた人の割合が40%を超えました。多くの人が、母子の時間が減ることは子どもの成長にとってマイナスであり、だから母親が働きに出るべきではない、と考えているのです。

■小さい子どもに最も大事なのは量ではなく質!

小さい子どもにとって親子の時間は多いほどよいのでしょうか?ママはできるだけ働かず、家にいた方がいいのでしょうか?

研究は、「その必要はない」と答えています。3~11歳の子どもの場合、両親と一緒に過ごす時間の長さと、学校の成績や行動・感情の発達との間に有意な関係はなく、思春期の心理的な発達への影響も小さかったというのです。

「研究で示された20のデータのうち、19のデータが“両親が子どもと過ごす時間の長さと子どもの心身の成長は無関係”と証明しています」と、研究主任を務めたトロント大学の社会学者、メリッサ・ミルキー博士は説明します。

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