TBS天才プロデューサー直伝「アイデアが生まれる3つの行動」
それらを、ひとつひとつ見ていきましょう。
■アイデアが生まれる3つの行動
(1)自分の宇宙を広げる
高校時代、自分の知り得た範囲内で「おもしろい」「つまらない」を判断していた著者の視野を広げてくれたのは、読書家の友人の存在だったそうです。
いろいろな本を紹介してもらい、それらを読み進めていくことによって、「読書というのは自分の会ったことのない、またはたぶん会うことのない、それこそ世界中のあらゆるところで、あらゆる時代で、いろいろな人生を送ってきた人の考え方と直接コンタクトができる受信機なのだ」と気づいたのだとか。
そんな経験があるからこそ、日常での思考のコミュニケーションパターンは、自分の宇宙を広げることにより、何倍にもなるのだと考えているそう。
(2)宇宙に独自のルールをつくる
ルールを決めることが、ものごとをおもしろく展開させるのだと著者は主張しています。
つまり、ルールやレギュレーションを決め、その決めごとのギリギリのところに焦点を当てて実行する。すると、それが期せずして予想外のおもしろさ=ハプニングを招いてくれるということ。
でも企画を考えるにあたって、最初に意義するルールは独自のものでもよいのだそうです。