2)自然遺産
地球の歴史や動植物の進化を伝える自然環境や景観などを指します。
©yoko hondaハ・ロン湾(ベトナム北東部)
3)複合遺産
文化遺産と自然遺産、両方の価値を有しているものになります。
※2014年12月現在、東南アジアにはありません。
世界遺産を証明する10項目の登録基準
誰が見ても同じように素晴らしいと感じる価値である「顕著な普遍的価値」を有している世界遺産ですが、これを証明するものとして「10項目の登録基準」が定められています。世界遺産に登録されるには、最低でもこの基準の1つ以上にあてはまることが条件となります。
訪れる世界遺産が、どの分類に属していて、登録基準は10項目の内、どの項目に当てはまっているものなのか?を事前に知っておくことが、あなたを旅通にさせてくれるでしょう。
「顕著な普遍的価値」を証明する10の登録基準
登録基準① : 「人間がつくった傑作」
人間がつくり上げた素晴らしい傑作である遺産に認められる。
登録基準② : 「文化交流」
さまざまな国や地域の間で文化交流が行われてきたことを示す遺産に認められる。
交易路や文化・文明の接する場所などにある遺産など
登録基準③ : 「文明の証拠」