くらし情報『私たちが知らない。世界遺産の登録基準とは』
文明や特徴的な時代が存在していたことを証明する遺産に認められる。
登録基準④ : 「建築技術」
建築技術や科学技術の発展を伝える遺産に認められる。
登録基準⑤ : 「伝統的集落」
それぞれの文化や気候風土に合った伝統的集落が残っている遺産に認められる。
登録基準⑥ : 「出来事や宗教、芸術」
歴史上の重要な出来事や宗教、芸術などと関係する遺産に認められる。
登録基準⑦ : 「自然の景観美」
美しい自然景観や独特な自然現象が見られる遺産に認められる。
登録基準⑧ : 「地球の歴史」
地球の歴史を伝える遺産に認められる。
登録基準⑨ : 「固有の生態系」
それぞれの環境に合った動植物の進化の過程や固有の生態系を示す遺産に認められる。ガラパゴス諸島など。
登録基準⑩ : 「絶滅危惧種」
絶滅危惧種が生息する地域や生物多様性を示す遺産に認められる。
(参考文献:『きほんを知る世界遺産44 世界遺産検定4級公式テキスト』より)
「世界遺産を決める」世界遺産委員会
世界遺産リストに記載する遺産は、一年に一度開催される「世界遺産委員会」で審議され、決定します。21ヵ国からなる世界遺産委員会は、専門機関の事前審査をもとに、各国から推薦された遺産について話し合い、「1)