10月に雨季が明け、12月頃からじりじりと気温が上がって行きます。2月頃が最も観光客が多くなり、4月に行われる水掛祭りで気温のピークを迎えます。5月に入り、雨が降り始めると気温が下がり始め、6月中旬頃に本格的な雨季が始まり、そして10月まで続きます。
ミャンマーのビーチリゾートである、ンガパリ、グウェサウン、チャウンター、メルギーズ諸島にあるホテルのほとんどは乾季のみの営業で雨季はクローズしてしまいます。またミャンマー最大都市のヤンゴンもこのエリアにあります。
国の中央部に広がるエーヤワディー平野
ここは最も乾燥しているエリアです。沿岸部と地続きなので、雨季乾季のスケジュールはおおよそ一緒ですが、雨季でも雨が少ないです。具体的に言いますと、このエリアの中心であるバガンやマンダレーの月別降水量は通年を通じて東京や大阪を超えることはありません。
ただこのエリアの問題点は一つ。乾燥地帯であるため、気温がとても高くなり、特4、5月は気温40度を超えます。完全に乾燥しているので、日陰に入れば涼しい風を感じることができますが、観光中の移動を自転車やバイクで考えられている方はこの時期を避けたほうがいいでしょう。