“世界の七不思議”にも選ばれた世界遺産「ボロブドゥール遺跡」
その後も発掘、修復が試みられたが、本格的な修復が行われたのは1970年代に入ってから。ユネスコの全面的支援のもと、8年をかけて修復が行われ、1991年には世界遺産に認定された。
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「ボロブドゥール」という名は、サンスクリット語で“丘の上の仏教寺院”を意味する“Vihara Buddha Uhr”に由来するという。上空から見ると、寺院は伝統的な仏教の曼荼羅の形をし、10の層は、仏教的宇宙観である三界(Kamadhatu=一般の人々が住んでいる現象世界、Rapadhatu=人間は俗事から解放されている過渡的世界、Arupadhatu=神々が宿る最高の世界)を表している。
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「ボロブドゥール」は仏教徒にとってインドネシア各地から集う合流地点であり、参拝者はもちろん地元観光客も絶えない。
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アクセスはジョグシャカルタから車で1時間程。各社ツアーが便利で、神秘的な景色に出会えるサンセットやサンライズツアーは特に人気だ。
尚、ビジターセンターの隣には、ボロブドゥールの歴史を解説したムービー(英語)を上映するシアターもあるので、見学の前に立ち寄れば予習も可能だ。