2024年1月22日 08:10
47歳で学生に!学校で出会った仲間が教えてくれた、人生で大切なこととは?【体験談】
47歳の夏、私は介護の学校に通いました。何かを勉強するのは大学時代以来。若いころに比べたら集中力も記憶力も体力も落ちていますが、かけがえのない私の3カ月間の体験を紹介します。
私が出会った仲間たち
介護の学校では、いろいろな人と出会いました。特に心に残っているのは、3つの出会いです。
1つ目は、同期生たちとの出会い。8人のグループだったのですが、30〜50歳までの幅広い年齢層の男女が集まり、経歴もさまざま。銀行マン、美容師、車の営業マン、工場勤務、パチンコ勤務、林業、カメラ屋勤務、そして私は飲食店勤務。
40代が私を含めて4人もいたのですが、新しい扉を開けたくなる時期なのかなと思いました。
仲間が持つ背負うもの
仲間には皆、背負うものがありました。9カ月の子どもがいる人、病の奥さんがいる人、大病から復帰した人、親を介護している人、思春期の子どもがいる人。
未婚、子なしで実家住みの私とは違うなと感じていました。
そして、背負うものがある仲間たちは、学ぶことにとても熱心。何も考えず入学した私にも、仲間が持つ熱がどんどん伝染しました。実技で注意されたところは家で復習したり、実技の動画などを見ながら自習するなど工夫していました。