2児の母であり、インスタやブログでエッセイマンガを連載しているゆっぺさんが、尊敬する祖母・キヨさんの壮絶な人生をつづったマンガです。
6歳のときにお父さんが急死し、叔父さんの養女になったキヨさん。新しい生活にも慣れてきたころ、部屋の中にたくさんの食器や布団が運ばれてきました。それは……。
★前の話
やましいことはないと言う叔父に…
雨の日、授業中に回された手紙に、「キヨちゃんを傘に入れちゃだめだよ」と書かれているのを見たキヨさん。消えてしまいたい……と思いながら耐えていると、1人の女の子が「今日一緒に帰ろう。傘入れてあげる」と言って立ち上がったのです。このときの恩を、キヨさんは今も忘れることはありません。
そんな新しい生活にも慣れてきたころ、叔父さんの家に大荷物が運び込まれ……。
こんにちはゆっぺです。
叔母が「何だい、この大荷物は!?」と怒鳴る声を聞いてキヨが見に行くと、部屋にはたくさんの食器や布団が置かれていました。
そして叔母が「お父ちゃんがよそで女作っていた! 旅館の女将とデキていたんだ!!」と激怒していたのです。
この荷物は、運送業を営む叔父の得意先である旅館で使われていたものでした。