2023年8月20日 21:40
「夜に灯りをつけるな!」爆撃を受けないために消灯→勉強できず #親に捨てられたおばあちゃんの話 42
2児の母であり、インスタやブログでエッセイマンガを連載しているゆっぺさんが、尊敬する祖母・キヨさんの壮絶な人生をつづったマンガです。
戦争による物質不足に対応するため、キヨさんは家でも学校でも農作業に追われるようになりました。すると養母が、「学校より家の田んぼを優先するべきだ」と言って、学校を1時間で帰って来いと言いだしたのです。キヨが早退するようになると……。
★前の話
夜に灯りがついている家は爆撃の標的に
キヨさんは1時間だけ授業を受けて早退し、家に戻って畑へ向かう生活になりました。毎日早退するキヨを、学校の先生もクラスメートも冷たい目で見るように。クラスメートに「五箇条の御誓文、覚えた?」と聞かれ、キヨがわからないでいると、「お勉強より子守りのほうが大事なんだから」と嫌みを言われてしまいました。
キヨさんは五箇条の御誓文を覚えようと頑張るのですが……。
こんにちはゆっぺです。
担任の先生がみんなに「五箇条の御誓文、覚えてきたか」と声をかけました。
しかしキヨは、皆のように「はーい!」と返事ができませんでした。
寝る前に暗記しようと思い、1日の作業を終え、へとへとの体で机に向かうキヨ。