2023年8月22日 21:40
「それでも日本国民か」幸せな思い出の作文を皆の前で罵倒され #親に捨てられたおばあちゃんの話 44
2児の母であり、インスタやブログでエッセイマンガを連載しているゆっぺさんが、尊敬する祖母・キヨさんの壮絶な人生をつづったマンガです。
キヨさんは1時間だけ授業を受けて早退し、家に戻って畑へ向かう生活になりました。宿題を寝る前にやろうとしても、灯りが家の外に漏れると敵の爆撃を受けてしまうため、灯りを消されてします。ある日、授業で作文を書くことになり……。
★前の話
兵隊さんが懸命に戦っているのに…
昔から作文を書くことが大好きだったキヨさん。今回は、戦争が深刻化する前に兄の自転車の後ろに乗り、町まで買い物に連れて行ってもらったときの思い出を書きました。その日は初めて入った定食屋で天ぷらそばを食べるなど、キヨさんにとって最高に幸せな時間だったのです。
ところが先生に突然怒鳴られて……。
こんにちはゆっぺです。
キヨは昔、作文で三重丸をもらい、先生や母に褒められた思い出があります。
「今回もじょうずにかけた。また三重丸もらえるかなあ」と楽しみにしていたキヨ。
しかし、先生から「どういうつもりで書いたんだ!?」と怒鳴られてしまったのです。
皆の前で「兵隊さんたちが戦地で懸命に戦っているのに、この腑抜けた内容はなんだ! 天皇陛下の子どもとして恥ずかしいと思わないのか!!」