若い人も準備が必要!『家族と終活を話し合う日』制定記念セミナーにて最新の終活事情を公開
ニチリョクのサイトで無料ダウンロードもできるので、終活を始めるきっかけにしてもらいたい」(藤井さん)
また、誰を葬儀に呼ぶか、亡くなったことを誰に知らせてほしいかなどの人間関係の整理については、40%ほどしかそれを家族に伝えていないという結果に。
セミナーでは、
「終活というと相続や法手続きなど実務的な話ばかりになりがち。そもそも終活とは幸せな最期を迎えるためにどうしたら良いのか話し合うこと。親も子も幸せな終活をするためには、まずは感情面から話を進めていくのが良い」
と、日々のコミュニケーションの大切さを伝えていました。
知識の整理が必要な葬儀やお墓について
葬儀については知識が身についている人が多く、自分の葬儀の希望を家族と話し合っている割合は58%。「葬儀の形式や場所、参列者など、具体的な希望を家族と共有することが必要」という話に対し、参加者の方が頷く姿も多く、生前に希望を伝えておくことで、残された家族の判断を容易にするそうです。
またお墓については、場所や権利証に関して家族と共有している割合は62%。
お墓の種類や管理方法など、選択肢を整理し、専門家に相談することや、子ども側の考えも親に伝えてお互いの希望をすり合わせることが重要だということです。