「ぐっすり」だけが眠りじゃない!質の高い睡眠に必要な条件とは?
深い眠りだけでは不十分!質の高い睡眠にはレム睡眠も重要近年、多くの人が睡眠の重要性を感じるようになっていますが、一方で「質の高い睡眠=深く眠ること」だと認識している人が多い現代。
友野先生いわく、「睡眠はバランスが大事であり、深い眠りだけでは不十分であることも知ってほしい」と訴えます。
では、「睡眠バランス」とはどのようなものなのでしょうか?
睡眠バランスとは、ノンレム睡眠(深睡眠)とレム睡眠、2つのバランスのこと。それぞれに役割分担があり、大きく分けるとノンレム睡眠は身体機能や脳の回復、レム睡眠は記憶や感情などの心の部分を担当しています。
この睡眠バランスが乱れると、睡眠の質は低下することに。眠りが浅く熟睡感が得られなかったり、夜中に何度も目が覚めたり、朝すっきり起きられなかったりします。
ノンレム睡眠とレム睡眠はおよそ90分のサイクルで交互に出現。
どちらの睡眠にも重要な働きがあるので、2つのサイクルにメリハリがあり、両方の睡眠をバランスよく確保することが大切なのです。
一見、ぐっすり眠るノンレム睡眠が取れていれば良いように思いますが、翌朝すっきり起きるためにはレム睡眠の時間が確保されていることがポイント。