目標設定ツール「マンダラチャート」を活用!アトピー性皮膚炎患者さんがより良い生活を目指すオンラインワークショップを開催
また医師とのコミュニケーションの目標として、自分の思っていることをなかなか伝えられないので伝えられるようにしたい・治療の終わりが見えないのでその不安を解消するなど。
通院や薬代などのコスト面の目標として、病院の待ち時間が長いのでどうにかしたい・予約がなかなか取れないので良い方法を見つけたいなどが多く挙げられました。
専門家の意見や患者さん同士の感想をディスカッション
患者さんの発表を受けて、今回のワークショップの講師である近畿大学 医学部皮膚科学教室 主任教授 大塚 篤司 先生から患者さんそれぞれへアドバイスが送られました。
「ガイドラインができ、今後医師は患者さんと治療のゴールを具体的に決めていくようになると思う。また皮膚科医にも得意分野があるので伝わらなかった…とすぐに諦めてしまわないで、アレルギー専門医に一度聞いてみることもおすすめします」(大塚先生)
また、アトピヨ合同会社 代表 Ryotaro Akoさんからもアドバイスが。
「今、オンライン診療・薬相談みたいなものもあるので通院の時間短縮に活用してみて欲しい。
また自分のやりたいことや着たいものの具体的なイメージがあるのは治療の一つの道標になるので良いと思う」