くらし情報『住宅ローン金利が低くなる?予算もアップ?頭金を増やすことのメリットとは』

2018年2月1日 06:30

住宅ローン金利が低くなる?予算もアップ?頭金を増やすことのメリットとは

2.頭金があると、借入額が増えることも

物件価格に対する住宅ローン借入額の占める割合を融資率と言います(例:3,000万円の物件に対し2,700万円借り入れする場合の融資率は90%。残り300万円が頭金に該当)。住宅ローンの中にはこの融資率によって金利が変わる商品があります。代表的なものはフラット35で、融資率が9割以下か9割超かによって適用金利が異なります。2017年11月現在でその差は0.44%(※)で、融資率が低い9割以下のほうが低金利で住宅ローンを借り入れることが可能になっています。※新機構団信付きの【フラット35】等の借入金利水準(2017年11月)より、【フラット35】 借入期間:21年以上35年以下の「取扱金融機関が提供する金利の最も多い金利」で融資率9割以下と9割超の場合を比較。金利が低い住宅ローンでの借り入れが可能になれば、同じ毎月返済額でも借入額は大きくなります。具体的な数値で見てみましょう。


(図2)頭金と金利、借入額の関係

頭金と金利、借入額の関係


上の例では、購入予算を増やすことを分かりやすくするため、毎月返済額は変えずに借入額を増やしましたが、購入予算を変えない場合であれば、頭金を入れたメリットは借入額の減少と低金利の2つの効果から、毎月返済額が減るという形であらわれます。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.