2018年3月3日 10:00
管理委託契約とは物件の管理をお願いする契約のこと【不動産用語集】
階段や廊下などといった共用部分は居住者全員が利用するので、管理が大変です。
また不動産も人と同じように年をとります。古くなってきたら外観などを補修しなければなりません。これには膨大なお金が掛かるので、あらかじめ計画を立てる必要があります。
入居者の募集また一番の問題は、高い収益を得るにも空室率をなるべく低くしなければなりません。しかし大家さんは不動産に限っては素人です。空室率が低くなるよう、なんならゼロになるよう運営するためにもプロの手ほどきが必要です。
このように、マンション1つを運営するだけでも大変な労力と戦略が必要となります。
それを一手に担うのが管理会社で、そしてその契約である管理委託契約には2種類があります。
2種類の管理委託契約
一般管理契約一般管理契約とは、契約の対象となる不動産の大家さんが行うはずの管理業務を管理会社が「代行」する契約のことをいいます。具体的な業務内容として、入居の際の「賃貸契約」や「入金管理」など入居者との事務手続きや、マンションの共用部分であるエレベーターなどの整備・保守、清掃作業などが挙げられます。
併せて、一般管理契約を選択した場合のメリットとデメリットもみてみましょう。