導入半年で3tの食品ロス削減に成功した自治体向けフードシェアリングサービス「タベスケ」 2021年10月1日より長崎県佐世保市で2例目の実証実験を開始
◇食品等が安く買えるのならと思い登録した。
◇安価で食品を購入でき、食品ロス削減にも貢献できるから。
◆購入者の回答:実際に利用してみて良かった点
◇今までは購入したい規格外品があっても、店舗に行ってみないと在庫があるか分からなかったが、このシステムは在庫の確認と予約ができ、非常にいい。
◇受け取り時間内であれば自分の都合の時間で受け取りに行けるのがいい。
■タベスケへの期待感…2例目:長崎県佐世保市
導入の2例目となる長崎県佐世保市。市職員の方に食品ロスの現況と、タベスケへの期待感を伺いました。
◆食品ロスに対し市が抱えてきた課題
◇『食品ロス』というワードは理解されつつあるものの、実際に何等かの行動をとっている市民の割合はまだまだ低いのではないかと感じている。◇企業などで大規模に食品ロス対策に取り組む場合には、目に見える効果が期待できるが、個人単位になるとあまりにも小さなことしかできないという思いも根底にあるのではないかと推測している。
そのため多くの市民が一斉に気軽に取り組めるツールを取り入れることや、地道な普及活動を行うことがこれからの課題だと感じていた。
◆市民の声
◇市ではこれまでに食品ロス対策としてフードドライブや各種イベント、食品ロス削減協力店舗事業、子ども食堂等への橋渡し事業などを行ってきたが、その対象が限定的なこともあり、市民からは、「食品ロス対策として市はどのような活動を行っているか?」