くらし情報『すみだ北斎美術館、歴史的場面を描いた作品を展示する企画展「北斎で日本史 ―あの人をどう描いたか―」2/27まで開催』

2021年11月26日 09:30

すみだ北斎美術館、歴史的場面を描いた作品を展示する企画展「北斎で日本史 ―あの人をどう描いたか―」2/27まで開催

衣服をチリチリとした線で表現するなど、北斎の描く美人画の特徴がみられます。
コノハナノサクヤビメは『日本書紀』や『古事記』に登場する神で、富士山麓にある浅間神社の御神体としてまつられています。

『古事記』や『日本書紀』などに記される神話は、江戸時代には日本の歴史の起源として考えられていました。<神話の時代>では、アマテラス、スサノオノミコトなど、神話に登場する神々などを紹介します。

【仏教伝来】
北斎が描いた仏教伝来の歴史的場面

すみだ北斎美術館、歴史的場面を描いた作品を展示する企画展「北斎で日本史 ―あの人をどう描いたか―」2/27まで開催

葛飾北斎『三国伝来記』第一図 すみだ北斎美術館
『三国伝来記』は善光寺(長野県)本尊の由来記の挿絵を北斎が描いたものです。本尊は百済(くだら)の聖明王(せいめいおう)から伝えられた仏像としています。本図は御簾の奥の欽明(きんめい)天皇へ、二人の百済の僧が鳳輦(ほうれん)を捧げている場面です。本尊の仏像は描かれていませんが、鳳輦の中にあると考えられます。

日本史の教科書で習う「仏教伝来」は、公式には百済の聖明王が欽明天皇に仏像や経典を伝えたといわれていることから、本図はまさに日本に仏教が伝わった歴史的場面といえます。

<古墳・飛鳥時代>仏教伝来や、聖徳太子、大化の改新など、古墳・飛鳥時代(3世紀中頃~645年頃)

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