くらし情報『おサイフと環境にやさしいマットレスのサブスクを開始 マットレスの中材を回収してリサイクルするサーキュラーエコノミーにも挑戦』

2021年11月22日 09:30

おサイフと環境にやさしいマットレスのサブスクを開始 マットレスの中材を回収してリサイクルするサーキュラーエコノミーにも挑戦

立体網状構造体は、20年ほど前に、旧道路公団から“隙間のある”、“水に強い”、“リサイクル原料を使用した”クッション体の要望があり開発をスタートしました。

最初に、鉄の板に16個の穴をあけ、ノズルという部品を手作りしました。その開発思想は現在でも日本、そして世界のほとんどの製品製造に使われています。

まずは、試験機で試作しました。水の中に手を入れ、ノズルの穴から樹脂を押し出し、その糸を徐々に引っ張り試作しました。偶然できたものではなく、作ろうと思い作ったものです。しかしそれは、マットレスに使えるような中材ではなく、硬くて反発力のないものでした。そのクッションは「Gガード」という商品名で、全国1,300個以上の高速道路分岐部に衝撃吸収材として設置され、現在も生産を続けています。


さらに、立体網状構造体の用途を拡大するべく、北海道の昆布の養殖苗床、水の浄化設備など様々な商品開発を行い、採用されてきました。マットレスの素材とすることについても引き合いがありましたが、当時はマットレスとしては、嵩上げ材にはなるが、そこに直接寝ることは出来ないようなものでした。思いつきだけで簡単に転用できるものではなかったのです。

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