2021年12月24日 13:00
長良川流域が世界の持続可能な観光地100選に選出!関市の刃物に関する施設の最新情報公開
岐阜県の長良川流域(岐阜県、岐阜市・関市・美濃市・郡上市)は、持続可能な観光(サステナブル・ツーリズム)の国際認証機関「Green Destinations」に2021年「世界の持続可能な観光地100選」として選ばれました。これは、流域全体で、古くから受け継がれてきた多くの文化を守り、観光の要素を取り入れながら変化させている点が高く評価されたものです。
岐阜県(岐阜市薮田南2丁目1番1号、知事:古田 肇)から、そんな世界に誇る長良川流域文化の一つ、豊かな土壌に育まれ、継承されてきた関市の刃物文化に関する施設の最新情報をお届けします。
関の刃物
◆現代まで受け継がれてきた技術 -世界三大刃物産地“関”の刃物の歴史-
岐阜県関市は、「ドイツのゾーリンゲン(Solingen)」「イギリスのシェフィールド(Sheffield)」と並び、世界三大刃物産地としての地位を確固たるものとしており、「関(Seki)」を含めたそれぞれの都市の頭文字をとって“3S”とも称されます。そんな世界に誇る「関」の刃物造りの歴史は700年以上前にまで遡ります。
室町時代、関鍛冶の刀祖とされる「元重(もとしげ)」と「金重(きんじゅう)」