くらし情報『新たなアップサイクルシステム「openmaterial」を一般社団法人530と株式会社ペーパーパレードが開発 1月から正式に運用開始』

2022年1月25日 09:45

新たなアップサイクルシステム「openmaterial」を一般社団法人530と株式会社ペーパーパレードが開発 1月から正式に運用開始

回収と素材化は、様々なパートナーとの協業を通じて、素材にあった方法を検討します。企画やデザインの分野から製品化まで伴走することも可能です。このように、アップサイクルの全てのフェーズにおいてサポートすることが可能です。

1. 発見
2. 回収/素材化(素材として使える状態に分解、洗浄する)
3. 企画/デザイン
4. 回収/再素材化(また素材として使える状態に分解、洗浄する)

■回収素材事例1:屋外広告
現在、回収にあたっている素材のひとつに屋外広告があります。屋外広告の多くがターポリンという、ポリエステル生地と合成樹脂を重ね合わせて作られた素材で、*1 マテリアルリサイクルが難しい素材です。また、広告という特性上、意匠や肖像のルールが非常に厳しいため、掲出が終わるとそのほとんど全てが焼却か埋め立てになっているそうです。渋谷駅前を例とすると、1年で約20-30トンが廃棄されていると考えており、その全てを救えることになります。また、その先に新たな素材価値を見出したプロダクトに生まれ変わる可能性すらあります。
*2 役割寿命と*3 素材寿命のギャップも非常に大きく、広告掲載期間は約2週間~1ヶ月ですが、メーカーが提示するターポリン素材そのものの寿命は5~6年となっています。

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