2022年3月15日 14:15
~「仮想世界で感じるリアリティ」を科学技術・芸術・文学の視点から読み解く~「Design for the Unreal World. 〜アンリアルを考える〜」3月20日(日)YouTubeライブ配信
物理法則を逸脱するインタフェースを使用してキャラクタを操作するビデオゲームや、表面に錯覚を生じさせる幾何学パターンを貼付したブロック玩具を材料として制作した静的な展示物など、プロジェクトの成果物には様々な形態のものが含まれますが、いずれも、人の知覚・認知特性と物理世界の法則にずれが生じているときに、人が自然と感じられるものとそうでないと感じるものの境界を明らかにすることをテーマとしています。
本プロジェクトでは、これらの作品を通じて、人が自身の環境を知覚・認知する特性に合わせて、新しい非現実的仮想世界とそれを操作するためのインタフェースを作り出す方法の提案をめざしています。協力:
【機材】明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科 宮下芳明・森勢将雅・渡邊恵太、東京藝術大学芸術情報センター
【設営】田部井勝彦(MeAM studio)、中村美惠子、檜垣裕子
【配信・記録】早川翔人、横川十帆
【ビジュアル】杉山雄哉
■ 本イベントで取り上げる研究成果(一部)
「Flag Quest」
動画1:
https://www.youtube.com/watch?v=063UD0T_TK4
マスクプレートと呼ぶ物理的なインタフェースを使って、フィールドの任意の場所にループ構造を作り出すことで、新しいルートを形成しながらフィールド上の全ての旗を集めていく、レトロ RPG 風見下ろしビューのゲームです。