くらし情報『五月山のふもと、新緑美しい池田城跡公園 特設水上能舞台で能・狂言を鑑賞!!「第二十三回 いけだ薪能(たきぎのう)」開催のご案内』

2022年5月6日 11:00

五月山のふもと、新緑美しい池田城跡公園 特設水上能舞台で能・狂言を鑑賞!!「第二十三回 いけだ薪能(たきぎのう)」開催のご案内

そこで僧が、この寺の来歴を尋ねると、それに応じて、清水寺建立の縁起を詳しく語ります。またあたりの名所を教え、ともに桜月夜の風情を楽しみます。その様子が常の人とはどうもちがうのをいぶかった僧が、童子に名を尋ねると、我が名を知りたくば帰る方を見て下さいと、田村堂の内陣へと姿を消します。〈中入〉僧が夜もすがら桜の木陰で経を読んでいると、威風堂々たる武将姿の坂上田村麻呂の霊が現れます。そして勅命を受けて、鈴鹿山の賊を討伐すべく軍を進めたが、合戦の最中に千手観世音が出現し、その助勢によって、敵をことごとく滅ぼした有様を物語り、これも観音の仏力であると述べます。

【鉄輪(かなわ)】
都に住む一人の女が、自分を捨て、新しく妻を迎えた夫の不実を恨んで、洛北、貴船の社に日参し、祈願をかけています。今日も社前に進むと、待ち構えていた社人が、「頭に鉄輪をいただき、その三本の足に火をともし、顔に丹を塗り、赤い着物をきて、怒る心をもてば、たちまち鬼となって願いがかなう」と神託のあったことを告げます。女は人ちがいだといいますが、そういう内にも顔色が変じ、つれない人に思い知らそうと走り去ります。
〈中入〉一方、下京の男は、悪い夢見がうち続くので、陰陽師、安倍晴明のもとを訪れ、事情を述べて占ってもらうと、女の恨みで今夜にも命が尽きるといわれ、急いで祈祷を願います。

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