2022年6月14日 14:00
アイヌの長老から学ぶ「アイヌの教え」 美容考古学研究所の定例サロンを6月22日(水)国際文化学園にて無料で開催
学校法人国際文化学園は、毎月末の最終水曜日(※変動する場合あり)に、美容考古学研究所の定例サロンを無料開催しています。今回は、2022年6月22日(水)に開催。テーマは「縄文とアイヌ」です。
浦川 治造さん
北海道には「弥生時代」がなく、縄文時代のあとには続縄文時代が続き、本土とは全く違う文化が7世紀頃まで続いたとする説があります。寒冷地のため、稲作に適さなかったことがその理由の一つといわれています。北海道には縄文時代晩期から、独特の文化が生まれているというのは、他の地域とは異なる雰囲気の、ユニークな土偶や櫛などの遺物から伺うことができます。そして、この独自文化を持った北海道の縄文人が、のちのアイヌ民族の祖となったとする説も存在しています。
大自然と共に生きるアイヌ民族は、あらゆるものに“魂”が宿っていると考え、動物や植物、生活の道具や家、山や湖などの自然と、人間の力が及ばない自然現象のすべてを、カムイ(神)が宿るとして敬い、人間も自然の一部であると考えています。
今回のサロンでは、アイヌの長老・浦川 治造さんをお招きし、アイヌの習俗、考え方、カムイへの思いなどをお話しいただきます。