2022年6月14日 14:00
アイヌの長老から学ぶ「アイヌの教え」 美容考古学研究所の定例サロンを6月22日(水)国際文化学園にて無料で開催
また、特別に「カムイノミ」というカムイ(神)への祈りの儀式も執り行っていただきます。
浦川 治造さんは1938年北海道浦河町生まれ。アイヌ民族のエカシ(長老)として、アイヌの精神性をたたえる儀式を日常の中で続けています。当日は、浦川 治造さんからお借りしたアイヌ装束や、縄文晩期の独特な土偶ヘアを再現した作品も展示いたします。
アイヌ民族衣装
これらを通し、縄文とアイヌとの接点、相違点などを美容考古学にかかわる髪型や化粧を通して考えてみたいと思います。定員に限りがありますので、お早めにお申込みください。
●縄文時代晩期 北海道のユニークな土偶たち
顔つき、髪型が、本土のものとはあきらかに異なっています。
北海道虻田町・高砂遺跡(縄文時代晩期 約3000年前)
北海道七飯町・聖山遺跡(縄文時代晩期 約3000年前)
北海道七飯町・聖山遺跡(縄文時代晩期 約3000年前)
アドバイザー:譽田 亜紀子(文筆家)
【プロフィール】
浦川 治造(うらかわ はるぞう)
1938年、北海道浦河町生まれ。1983年、45歳で上京。1992年、関東地区に住むアイヌとその家族の交流と、アイヌ文化の継承と差別・偏見をなくすことを目的に創られた会「関東ウタリ会」