2022年6月28日 10:00
「もしも猫展」名古屋市博物館にて7月2日(土)から開催!
こちらは「もしも、あの有名人が猫になったら?」というアイデアが起点になったものといえるでしょう
「猫の百面相」流行の様相と展開をみていきます。
【特集】おしゃべりな顔、百面相
『朧月猫の草紙』や「猫の百面相」を発表する少し前から、国芳は「百面相」なる絵を手掛けるようになります。表情だけでその人がどのような状況に置かれているのかを滑稽に表したものです。「猫の百面相」との関係を探りつつ、国芳の「百面相」を見ていきます。
第5章) 国芳のまなざし
いかに対象を観察し、描くか。そしてアイデアをどのように膨《ふく》らませ、形にしていくか。「百面相《ひゃくめんそう》」で培《つちか》われた画才は、そのまま猫の戯画《ぎが》にも結実しています。国芳の観察力や的確な表現力とともに、次から次へとあふれでるユーモラスなアイデアをお楽しみください。
歌川国芳 流行猫の狂言づくし 個人蔵
終章) もしも…。
展覧会の最後にもういちど、歌川国芳が擬人化猫作品を集中的に描きはじめた頃の作例をご覧いただきます。浮世絵師、歌川国芳の溢れる才と魅力を存分にご堪能ください。
【開催概要】
展覧会名 : 「もしも猫展」
会期 : 2022年7月2日(土)